歌舞伎町ボーイズ
第40章
     40
 2019年11月4日午前7時26分。


 ユキがご飯と味噌汁、それに皿に盛り付けたおかずなどを、テーブルに並べ、


 「そろそろ食べよっか?」


 と言ってきた。


「ああ、そうだな。腹減った」


「ミネラルウオーターの代わりに、コーヒー飲む?」


「いいよ。眠くないし」


「そう?じゃあ、食事しよう」


 互いに、料理に箸を付ける。
 

 手に取っていた彼女のスマホを置き、食べ始めた。


 味噌汁などは、美味しい。


 いつも適当に食べているので、尚更そう思った。

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