歌舞伎町ボーイズ
第41章
     41
 2019年11月4日午前8時35分。


 ユキが、皿などを片付け始めた。


 彼女は慣れている。


 普段からマックにいるので、こういった事は手早い。


 俺は寝転がって、ゆっくりし始めた。


 ユキのスマホを借りて、手に取る。


 画面の検索窓にいろんな検索ワードを打ち込んで、エンターキーを押した。


 ネット上には、無数の情報がある。


 特に歌舞伎町関係など、探し出すと、キリがない。


 ある意味、飽和状態なのだった。


 いつもは、クラープで仕事しながら、日々を送るから、疲れている。


 コウジは、もう帰って寝てるだろう。

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