歌舞伎町ボーイズ
第12章
     12
 2019年11月1日午後4時33分。


 店に着き、更衣室へと向かう。


 俺もコウジも疲れ切っていた。


 着替えてから、店のフロアに行く。


 仕事はたくさんあって、きつい。


 店のオーナーであるジュンが、


「ケン、コウジ、開店準備してくれ」


 と言ってきた。


 そして他のホストたちにも同じことを言って回る。


 クラープは新宿でも危険地帯にあった。


 いろんな人間たちがいる。


 スマホにラインが届く。
< 63 / 273 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop