歌舞伎町ボーイズ
 スマホでニュースや各種サイトなどをチェックしながら、ゆっくりしていた。


 頭は何とか回っている。


 6時間睡眠ぐらいでやっていた。


 昼間、外出先で眠いことがある。


 部屋で寛ぎながら、これと言って、刺激がないのを感じていた。


 コウジは起きているかもしれない。


 スマホで彼の番号に掛けてみた。


「ああ、コウジ。……寝てた?」


 ――いや、目が覚めてたよ。……ケン、今日どうする?


「どうするって、夕方からまた仕事だし……」


 ――ユキには連絡した?


「いや、まだだよ」


 ――じゃあ、すぐに連絡して。
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