きみの隣で笑っていたい
棘のようなきみ。
待ちに待ったクラス発表。

みんな目を輝かせながら発表の瞬間を待っている。

高校に入ったばかりの高1のクラス替えは3年間の中で1番大事だと言っても過言ではない。

私も親友の実来と一緒に下足箱の前にクラス表が貼り出されるのを待っていた。

「私、桜と同じクラスがいーなぁ。っていうか一緒じゃないとやだ。」

そう言って祈るように手を擦り合わせる小林実来。

実来は、元気で明るくて、優しくて、いつもニコニコしてる太陽のような子。

でもそれだけじゃない。自分を持っていて、頭が良くて、友達思い。

私の自慢の友達。

私には、実来と、このお守りのストラップさえあれば大丈夫。
< 2 / 8 >

この作品をシェア

pagetop