Dangerous boy
こう言う時って、私の気持ちを先に言った方がいい?

それとも、付き合いたいって?


「分かった。俺と、付き合う気になったんだ。」

答えを言われて、だんだん顔がニヤけてくる。

「うん。」

「やった!」

尚太君は、嬉しそうにガッツポーズをした。


「今日は、いい日になりそう。よおし。バリバリ働くぞ!」

大袈裟にリアクションをする尚太君は、想いが叶った高校生のようだ。

「心、わざわざ言いに来てくれたんだ。」

「うん。だって、Lineで言う事でもないでしょ。」

「さっすが。俺の気持ち、分かってる。」

「私も、そうだよ。」

まだ恋人らしい事はしていないけれど、心は尚太君と繋がっているって、思える。


「じゃあ、私はこれで。」

「もう、帰るの?」

尚太君は、気持ちを引き止める天才だ。

「一杯、飲んで行けば?」

「でも……」

「金は、いらないからさ。」
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