願えば叶うその時までに


返事をしてからお風呂のなかで30秒数える。

「いーち、にーい、さーん、よーん、...」


『......い。きこ...てる...』

ん?なんか聞こえたような..。まいっか!

「じゅうごー、じゅうろくー、...」


『おい!!!そこの娘聞こえておるのか』

ん?なんだ?今の…最近疲れてるからな幻聴でも聞こえたのかな?


『これ!!!幻聴ではないぞ。そなたはあと1ヶ月の間に死ぬのじゃ。これは100人に一人にしかできないことなのじゃから光栄に思え!願わくば生きることも可能じゃ!』

「は?いやいやなにいってるんですか?」


『わしは真実しか述べん!』

いやいやほんとに誰なんだよーー(泣)そーだ!ネタにしよっと!明日みんなに話せる!!

やったね。

『この事は誰にも言ってはならんぞ』

「なんでですか?」

はっ!いかんいかんつい普通に返事をしてしまった!!

『でないとお前は死んでしまうんだ。ではわしはこれで』

いや。え?はぁ?何だったんだ今のは…?まいいか早く出て寝よっと。

なんか死ぬとか言われた気がするんですけど…。気味悪!!
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