スーパーモテ子とメガネザル
「もしかして?俺に彼女ができたことに
嫉妬してるんじゃねぇの?」
「は?…なに言ってんの…」
と余計目を逸らす秋
そんな秋の細い両手首をぐっと掴んで
「だったらおめでとうって言えるはずじゃん?」
って秋の左の耳元でささやく
びくっと俺の吐息に感じる秋の首筋
「ちょっと…なにすんのよっ…」
と俺に掴まれた手首をぶんぶん振りまわして
小さく抵抗する秋
でも残念ながらそんな抵抗では
びくともしない
でも…秋の首筋が近すぎて
俺の心臓がおかしい位に
ばくばくしてる
こんな近い距離で
君に話しかけたのは
小学生いらい?