恋と私と魔法のヘアピン
ーねえお母さん、魔法って本当にあるの?ー

 少女にお母さんと呼ばれた彼女は、緩慢な動作で振り返り私の目を真っ直ぐ見た後、こう答えた。

ーあると思えばきっとあるわよ。そうね、今からセラちゃんが優しい子になれる魔法をかけてあげるわね。ー
ーうん!セラ優しい子になる!ー

 幸せな風景。ずっとこのまま、幸せなままで...。
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