Half in Doubt
どうやら俺はこのゲームでは少数派に属しているらしい。
そして、目の前にいるこの人物も。
「少数派の俺らはお互いに潰し合うのを避けるために、仲間には投票できないようになってるみたいなんだ」
今目の前で怪訝な顔をしている人物の写真に何度触れても、エラーの表示が出るだけだった。
“仲間に投票することはできません”
その後別のメンバーを選んだ時には、そんな表示は出なかった。
このことが意味することは1つ。
俺らは仲間だ。
「それはわたくしに投票しようとした、ということでよろしいでしょうか?」
「細かいことは置いておいて。っていうかなんでそんな喋り方なの?」
「誰かに聞かれたら困るから?」
「さすが。思ったより頭よくてよかったよ」
「それ嫌味?っていうか、本当に仲間なの?」
「たぶんね」
「え?」
「ちゃんとこれから確かめるって」