Half in Doubt
どうやって。
愁が考えていたのは、人間が石になるメカニズムについてだった。
愁「食べ物とか、場所とか、何かに原因があるはず。そう思わない?」
すみれ「たしかに......」
でもここに来てからはみんな同じものを食べているし、この部屋と私の部屋に目立った違いもない。
天井を見上げた愁が、ある1点に視線を留めた。
愁「あれ、何だろう」
愁が見ていたのは。
すみれ「火災報知器......」
愁「え?」
寝る前に大輝と翔太がしていた会話を思い出す。
“ねぇ、あれなんだろう?”
“火災報知器じゃない?俺の部屋にもついてるけど......あれを作動させれば大きな音が出て外にも聞こえそうだね”
“どうやって作動させるかが問題だけどね”
あの時は廊下の天井についていたものを見て話していたけど、私の部屋にも同じものがついている。