蜂蜜のような君に、恋をした



ゆっくりドアのほうに目線をやると、そこにはいつものように腕組みをして目を閉じた先輩が、いた

やっぱり、かっこいい


顔を見たらやっぱり少し躊躇ってしまう

寝ているのに話しかけてもいいのか
無視されるんじゃないのか
忘れられてるんじゃないか

そんな考えがぐるぐると駆け回る


『おはようございますくらいいっても、ばち当たんないよ』

うみが言ってくれた言葉が頭で繰り返される
そうだ、せっかく背中を押してくれたもん
挨拶くらいなら


私は駅で止まったと同時につり革を離し、ゆっくり先輩の目の前に移動する




< 42 / 42 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop