身長差30cm、年の差12才、この恋あり
恋もしないで、このまま干からびてしまうのかな。



「今でもそいつの事好きなのか」



「分からない。もう、何年も会ってないから、キズを見るとその時の事を思いだしてしまうけど。」



「そんな男の事は忘れろよ。新しい恋をすればいい。」



聖夜が、何故か大人に見えた。



「新しい恋ね、出来たらいいかな。」



「その言い方、まるで人ごとだな。」



「五年も恋なんてしてないし、なんか色々なことが面倒くさい。それに引きこもり生活してたからね。」



「仕事もしないで何してたんだよ。」



「マンションの中でぐうたら生活。食事は兄が作ってくれたから。洋服とかはみんな姉のお古。なんとかなるものなんだよね。」



「あり得ないだろう。そんな生活五年もしてたなんて。」



「聖夜が聞くから話しただけで、こんな話し始めてしたよ。聖夜といると調子狂う。」


「それは俺のセリフだ。」



聖夜が優しく笑った。



聖夜は、本当に18才なの。


私の方が子供みたいだな。


聖夜、海に連れてきてくれてありがとう。


でも、口に出しては言わない。


だって、悔しいから。


私より大人な聖夜に、何故か嫉妬した。


波の音が心に響いて、切なくて、又泣きそうになったけど、必死に涙をこらえる。
















































< 17 / 147 >

この作品をシェア

pagetop