青春の思い出
思い出の喫茶店
大学に通っていた時に、
いつもコーヒーを
飲んでいた喫茶店があった。
そのお店の名前は、
「パロ」と呼ばれていた。
その「パロ」というお店に
きれいな女性がママをしていた。
自分だけでなく、
仲間の学生たちは
美人のママに心を寄せていた。
そして、大学を卒業して
3年後に久しぶりに
「パロ」を訪ねてみた。
店のなかの佇まいは、
学生時代と変わらなかった。
しかし、1つだけ違っていた。
それは、美人のママが
店にはいなかったのだ。
ママは、どうして
お店から去ったのだろう。
さよならを告げずに。
今では苦い青春の思い出となった
美人のママとの思い出は、
心のアルバムに残っていた。
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