mariage~酒と肴、それから恋~《7》
えー、そっち?
ていうか、食いついたな。飛行機好きなのかな?
「これ、いいでしょ?小さいのにかなり本格的な造りで」
自慢すると、加地くんは頷いた。
…飛行機、好きなんだな。って子どもか!
「これ、うちの会社の飛行機なんだけど、非売品なの。会社の販促品ってやつ」
製作にあたしも少しだけど携わった自信作なんだ♪
「…会社?」
「ええ、航空会社で働いてます。
あ、ちなみに、こう言うとすぐ聞かれるんで先言っとくと、CAじゃないですよ、会社員。営業でーす」
入社以来、ウン年、鍛え上げられた営業スマイルをして見せる。
「へぇ」
加地くんは気のない返事して、飛行機見続けてる。
おっと、あたしに興味ないってか、はは(笑)
「なごみちゃん、こう見えてバリキャリってやつなのよね~♪」
言いながら栄子さんが、加地くんの料理とあたしのチューハイを持ってきた。
「こう見えてって…」
別にバリキャリじゃないけど。
童顔で、仕事できなさそうに見られがちだから、ナメられない為に、堅くスーツ着てビシッとしてるつもりなんだけど。
ていうか、食いついたな。飛行機好きなのかな?
「これ、いいでしょ?小さいのにかなり本格的な造りで」
自慢すると、加地くんは頷いた。
…飛行機、好きなんだな。って子どもか!
「これ、うちの会社の飛行機なんだけど、非売品なの。会社の販促品ってやつ」
製作にあたしも少しだけど携わった自信作なんだ♪
「…会社?」
「ええ、航空会社で働いてます。
あ、ちなみに、こう言うとすぐ聞かれるんで先言っとくと、CAじゃないですよ、会社員。営業でーす」
入社以来、ウン年、鍛え上げられた営業スマイルをして見せる。
「へぇ」
加地くんは気のない返事して、飛行機見続けてる。
おっと、あたしに興味ないってか、はは(笑)
「なごみちゃん、こう見えてバリキャリってやつなのよね~♪」
言いながら栄子さんが、加地くんの料理とあたしのチューハイを持ってきた。
「こう見えてって…」
別にバリキャリじゃないけど。
童顔で、仕事できなさそうに見られがちだから、ナメられない為に、堅くスーツ着てビシッとしてるつもりなんだけど。