神様がくれたプレゼント
「翔さん……実は私も渡したい物があって……」

「えっ?何かな?」

「待ってて、今もってくるから」

「うん、待ってる」

ニコニコしながら、私を見る翔さん。

私は、自分の部屋に行き、プレゼントする為に引き出し閉まっておいた腕時計を手に取り、翔さんの待つリビングへ向かった。

リビングへ戻ると、コーヒーを飲んでソファーで寛いでいた。

「翔さん……」

私が呼ぶと、優しい笑顔を向けてくれた。
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