誰にも邪魔させない。
校門を出て、やっとトゲトゲしい視線から解放された。
「ふぅ」
隣を歩くだけで、なんでこんなにも気を遣わなくてはいけないのか。
やっぱり一緒に帰るの断ればよかった。
「なー、どうしたんだよ?」
私がいろんなところに気を使っていることなんて知る由もない柊は、のんきに聞いてきて。
「どうした?じゃないよ!
柊は自分の人気度分かってる!?
柊と一緒にいるとこ見られて、勘違いした柊のファンに刺されたらどうすんの!?」
「ぶはッ何それ超ウケる!」
「いや、面白い話全然してないけど」