A Z T E C | 年上ドクターの甘い診察
6章 震える過去

淡い影



サァーーー


カラダを覆う暖かい湯気に包まれながら、
流れるシャワーの音に癒される。


目を閉じてゆっくり息を吸ったら、


いつものシャンプーとは違う
大人っぽい爽やかな香りがした。


私は今、
先生の家のお風呂にいるんだ。



"ヤバい..幸せ”



誰にも邪魔されない心地よい空間で、


カラダもココロも、
満たされていく。









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