届かない君に恋をした。
運命の出来事


―――――――――――――――


さぁ、今日も個別握手会。

何度も行ったのに毎回緊張する。


本当に片想いしている相手に会うかのように。


そんなこんなで想いをかけ巡らせてるといよいよ順番がきた。

あぁ、いざ目の前にすると何を話すかなんて全て吹き飛んでしまう。
ヲタクをしている人ならこの気持ちが分かるだろう。


そして事件は起こった。



突然彼が私の腕を引き顔を近付けてきたのだった。

当然その状況を理解できるわけもなく、ただただ顔を赤く染める事しかできなかった。


ブースを出た瞬間我に返り、一通りの事を思い出すと恥ずかしい気持ちと今まで経験のしたことのない気持ちが脳内を駆け回った。




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