死者の幸福〜最期のメッセージ〜
二人はそっと唇を重ねる。そして、お互いに笑い合った。

空は綺麗な青空だ。その青を見ていると、藍の頭の中に青磁との日々が蘇る。今まではあの日々だけが幸せだと思っていた。しかし、今はこの時間が幸せだ。

「私、とても幸せよ。ありがとう」

藍は微笑み、大輔の頰にそっと触れた。












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