危険なキミの溺愛
「うーん…」


「いいじゃん。俺のことみーくんって呼んでいいのは、花だけ」


なんだか一気に顔がかあぁっと熱くなる。



「やっぱり、呼び捨てにする」



湊…その周りの人がみんなそう呼ぶなら、きっと私も呼べるはず。



結局、湊って呼ぶことになったの。



名前で呼ぶのに早く慣れなくちゃ。


こんな調子で、明日から彼女のフリなんてできるのかな。


もう、不安しかない…。




< 22 / 263 >

この作品をシェア

pagetop