危険なキミの溺愛
「湊は、私たちが別れようとしていたから、奥様の制裁だって…」



「それもありますが…星野家より花さんをお預かりしている以上、失礼があってはならないので。婚約者と住む家に他の女性を入れるなんて言語道断です」



それは…そうかも。



湊のことが好きとかじゃないけど、やっぱり他の女の子とここでいちゃつかれるのは嫌かなぁ。



「湊様の女好きは、もはや病気です。治せるのは花さんだけですよ」



「そ、そんな!私には荷が重いです…」



「いえ、きっと大丈夫」



なにを根拠に!?



そんなこんなで、湊とシンと私との…同居がスタートした。









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