危険なキミの溺愛
「そうだな」



前言撤回!



優しくなーいっ。



「ほんっとにごめんね。放っておいてよかったのに」



「次からそうする。今日はここで寝ていいから」



私の手を握り、服の裾から手を外そうとする。


「湊はソファで寝るってこと?ダメだよ…」



湊が離れないように、手を握り返した。



そうしたら、湊がクスッと笑う。



「お前って…」



「…え?」



「いいよ。一緒に寝る?」



湊がベッドに片膝を乗せる。



動けないように両手を押さえつけられ、体重をかけてくる。



「湊っ…」



「俺、全然優しくなんかないから…嫌がっても、こういうことできるし」



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