笑顔の行方
「ネェ、彰人君。
どうして寝たふりしてたか、聞きたくないの??」
「………………………べつに。」
不機嫌な俺の何が楽しいのか、ずっと笑う寧々。
「それより俺は。
いつから平気で寝たふりをする、ズルい女になったのかが知りたいよ!
俺の愛した寧々は
素直で純粋で…………………
寧々?
寧々ちゃん??
寧~々。」
「…………………どうせ………素直で純粋じゃないですよ…………。
こんな女の子なんて…………嫌だよね?」
…………またしても…………泣かせてしまった……………。
学習能力がない…………。
「ごめん、寧々!
俺が言い過ぎた!!
ごめんね。
本当に…………ごめん!!!」
土下座の勢いで頭を下げる俺に。
クスクスと笑いながら。
「ホント、学習能力がないんだから~」と笑顔を見せた。
一瞬、騙された??
とも思ったが。
目には、涙の雫が溜まってた。
「ホントに………ごめん。」
ギュッと抱きしめる俺に。
「ホントに反省した?
だったら、許してあげる!」と言って
今度は寧々から。
ギュッと抱きついてきた。
…………………どっちが年上だよなぁ。
もしかしたら俺は。
スゴく年下で、ちょっと年上(心が。)の彼女をものにしたのかもな。
だったら………
ホントに理想の彼女だ。
どうして寝たふりしてたか、聞きたくないの??」
「………………………べつに。」
不機嫌な俺の何が楽しいのか、ずっと笑う寧々。
「それより俺は。
いつから平気で寝たふりをする、ズルい女になったのかが知りたいよ!
俺の愛した寧々は
素直で純粋で…………………
寧々?
寧々ちゃん??
寧~々。」
「…………………どうせ………素直で純粋じゃないですよ…………。
こんな女の子なんて…………嫌だよね?」
…………またしても…………泣かせてしまった……………。
学習能力がない…………。
「ごめん、寧々!
俺が言い過ぎた!!
ごめんね。
本当に…………ごめん!!!」
土下座の勢いで頭を下げる俺に。
クスクスと笑いながら。
「ホント、学習能力がないんだから~」と笑顔を見せた。
一瞬、騙された??
とも思ったが。
目には、涙の雫が溜まってた。
「ホントに………ごめん。」
ギュッと抱きしめる俺に。
「ホントに反省した?
だったら、許してあげる!」と言って
今度は寧々から。
ギュッと抱きついてきた。
…………………どっちが年上だよなぁ。
もしかしたら俺は。
スゴく年下で、ちょっと年上(心が。)の彼女をものにしたのかもな。
だったら………
ホントに理想の彼女だ。