お転婆魔女は性悪イケメン男子に恋をする
「おい、お前ら2人ともいく気なのか?」



「え?」



「徠花か翅どちらかにしとけよ。俺もここに留まる」



「どうして...!もし月華様に何かあったらどうするのよ」



「月華様は自分の身くらい守れるだろ」



一見冷たく聞こえるが、朔夜が国のことを考えてくれているのは伝わる。



「そうね。どちらかに着いてきてもらうわ。なんなら私は一人でもいいし」



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