モデル彼氏とお姫サマ☆






朝、起き上がったあたしは息を乱し、布団をギュッと握りしめた。



「はぁはぁ…。」



また…あの夢。


最近、あの爆発に巻き込まれた日から毎日のように見る。


大好きなお兄ちゃんが出て来る夢。


だけど…あたしが大っ嫌いな夢。


もう、思い出したくないのに…


まるで胸に焦げ付いたように残ってる。


大好きだったお兄ちゃんの夢が…。






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