モデル彼氏とお姫サマ☆
そう、胸を押さえながら考えていた時だった。
「おい。」
「ッッ…!?」
布団に丸まったあたしに、いきなりかけられた声。
そのせいで、おさまり始めた心拍がまた増えてしまった。
も、もう…なんなのよぉ。
空耳だと思いたくて、あたしはピクリとも動こうとしない。
「おい、そこで丸まってるバカ、聞いてんのか?」
でも、今度はハッキリと聞き取れた声に、あたしはしぶしぶ布団から少し顔を覗かせた。