モデル彼氏とお姫サマ☆
額に手を当てて、ちょっと涙目なあたし。
瞳に映った李斗の顔は少し赤く染まっていた。
「李斗…あんた顔赤いよ?大丈夫?」
あたしが少し顔を覗くと、悔しそうに顔を歪めた。
「ねぇ…もしかして本当は熱あるんじゃな………」
「あー…もう!ねぇよ、全っ然ねぇ!!」
あたしの声を見事に遮った李斗の大きな声。
あたしがビクッと肩を震わせたのと同時に、李斗は自分の頭をクシャクシャと乱してしまった。