わたしには刺激が強すぎます。
想像とは違う返事が落ちてきて、私は弾かれたように顔を上げた。
尚くんは地面に腰を落とし、私と目線を合わせると、コテンと首を傾げる。
「遊びだよ」
薄っすら笑った尚くんの目が、さっきまで女を腕の中に収めていた獣のものと重なった。
あんな遊び、私は知らないよ?
尚くんの手がこちらに伸びてきて、どきり、と脈が打つ。
ふわり、甘いバニラの香りがする。
白くて綺麗な手は、私のミルクティーベージュ色の長い髪をすくい上げた。
「綺麗な色」