23時41分6秒
通路はレストランの奥の扉まで
続いていて、両側はガラス張りに
なっていて食事する人々の様子が見えた。
皆、装いや所作に育ちの良さや
余裕が表れていて、眩しいほどに
とても素敵だった。
小さい子の振る舞いも大人びていて
笑顔からは周りから愛されているのが
痛いほど伝わってくる。
「こちらがご予約のお部屋でございます」
いつのまにか奥にあった扉の前にいた。
茶色の木製のアンティーク調の扉が
少し年季の入った音を立てながら開かれる。