23時41分6秒
あの男と何かあったのかもしれない。
逸る気持ちを抑えながら、ゆっくりと
ページをめくった。
十数ページめくったところから、
また日記が始まっていた。
日記、ではなかった。
これは母が書いたのだろうかと
疑ってしまった。
今までの母が書く、少し丸みのある
字ではなかった。
荒く刺々とした小さな文字が、罫線を無視し
隙間なく並んでいた。
正直、気味が悪かった。
日記帳に少し顔を近づけて、
読み進めていく。