蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…

電気の消えた暗くなった部屋

隣の布団に瞬がいた



瞬に抱きしめてもらって
キスをした


自分がお願いしたのに
恥ずかしくなって
私は、そのまま寝ちゃったみたい



瞬…

一緒に寝たいな



私は、そっと瞬の布団に入った


瞬は、ぐっすり眠ってた


私は息を止めた

ドキドキした


瞬…



瞬の胸元に顔をつけた


瞬の鼓動が聞こえた


好き…



私は、瞬の胸元にキスをした



春休みの夢が叶った

瞬と一緒に寝ること


そんな事だけど
嬉しくなる


私達は私達のペースでいんだよね



瞬の鼓動を聞きながら目を閉じた




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