逃げる彼女に甘い彼 ~my sweetheart~
「式場はどこ予約してるの?」

「昔、芽衣が憧れていたホテルのガーデン挙式、披露宴はそのホテルの一番大きな広間。」

「そう…。あそこね。ふふ。なーんだ、最高じゃない!
3ヶ月後って、あっという間だからエステ通わなきゃ。」

「OK?よかったー。
ちなみにドレスも俺からのプレゼントでひとつは発注したんだけど、着てくれる?」
と、写真を見せてもらった。

それは昔イメージ画を描いていたものによく似ていて、デザイナーに頼んでくれているらしい。
まだ、変更したり、アレンジはできるようで。

「蓮さん、かわいい。ありがとうー。」
素敵なドレスで飛びついた。

「良かった。フライング気味だから正直焦るなって言ってたんだけど、家族にはどのみち協力してもらわないといけないものだし、強く言えなくて。」

「蓮さん、私があなたと結婚したいの。私の希望ばかり気にしてたらスタート時点で、妻に尻に敷かれちゃうよ。ちゃんと、蓮さんの希望も言ってくれなきゃ。
二人で歩くんだよ。」

「芽衣、そうだね。そう思える芽衣だから、芽衣の希望をたくさん叶えたいんだ。
花嫁の特権だろ。」

「ありがと。私の希望…。そうだな、蓮さんがすっごくカッコイイお婿さんでいて欲しい。
二人が幸せそうで、みんなが羨むような式にしたい。
だから、タキシードカッコいいの選ぼうね。」
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