大好きになりました。〜憧れと優しさ〜

過去


いや。バイトはバイトだけど別に忙しいわけでらない。
単純に殴られたところが痛くて限界なだけ。


そろそろ帰ろ〜っと
って外履きがない。
嘘でしょどうやって帰れっての。

裸足で?
でもそこそこ家まで距離あるし。


中履き履いてかえる?
えっでもそれ周りから変な目で見られるし

探すしかないか。


ない。ここにもない。


「お探しの物はこれですか?」

ってこの女本当にたち悪い。

「返して上げるけどただで返してあげるとおもってないわよね?」


ビシャ〜ン。
嘘でしょ。冷たい…。

「アハハハ。いいざま!!」


う〜つらい。
着替えもないし保健室いくか。


よし。誰もいない。
たしかに体育着の予備がこの辺に…!
あった!って半袖短パンだけか。
5月だし。ちょっとまだ肌寒いんだよな。
でも仕方ないか。


すると
ガラガラガラガラ〜。

えっ?先輩。
てか鍵閉めとくの忘れてた。

「!お前その傷なんだよ。
てか背中。」


ぎゃぁぁ見られた。下着。てか背中の傷も殴られた傷も全部見られた。


ここはあえてなにもいわずとりあえずパパッと着替えてここをでよ!

「おい。その傷全部誰かにやられたのか?」
< 101 / 150 >

この作品をシェア

pagetop