君が好きで好きでたまらない。
担任の声を聞き流して、美桜の事を考えていた。
トントンッ
誰かが俺の肩を叩いた。
方向的に…隣だろう。
?「なぁ、お前高峯さんに本気なの?」
コソッと言ってきたのは隣の席の山田。
美桜も近くに座っているから、美桜に聞こえていないか美桜の方を見てみると担任の話をしっかり聞いていた。
海李「あぁ、そうだけど?」
何か文句あるか、そう言いたいが抑える。
山田にキレられたらめんどくさいからな。
…山田キレやすいし。