王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。
王子様と甘い時間。



芭瑠くんと気持ちが通じ合って1週間と少し。
気づいたら9月がもうすぐ終わりそうな頃。


学校が始まって、さらに忙しい日々が続いている。


でも、芭瑠くんと過ごす時間は変わらない。



「おはよ……」

好きな人の腕の中で毎晩眠って、
朝、目が覚めたらいちばんに顔を見ることができて。


こんなにも幸せなことってない。


「お、おはよ……っ」


毎朝起きたら、おはようって笑いかけてくれて
おまけにキスまでしてくれる。

たまに暴走して止まってくれないときは、柏葉さんが遠慮なく部屋に入ってきて止めに入る…みたいなそんな日常。


「はぁ……学校行きたくない、このまま芙結のこと抱きしめてたい」


「そんなこと言っちゃダメだよ。もう起きないと柏葉さん来ちゃう」


目を覚ましてから、なかなか離してもらえないのでベッドから動いていない。

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