始まりはクールな御曹司とのとろける様な一夜から
『…悠人…私…私も、悠人のことが好き。あなたを…愛してる。こんな自分に自信のない私だけど…ずっと一緒にいてくれる?』


穂乃果…


その返事に、俺は、感情が高まって、胸が熱くなった。


そして、とたんに、嘘のような安堵感に、包まれたんだ。


こんな気持ちは…


生まれて初めてだ。


『もちろんだ…ずっと、ずっと一緒にいよう。絶対に、穂乃果を離さないから…他の誰にもお前を渡さない。必ず、幸せにする』


『嬉しい…』


穂乃果が、微笑む。


その笑顔を見て、俺は、もう、どうしようもないくらいの衝動に突き動かされた。


この気持ちを止めることなんて、出来ない。


出来るわけがない。


俺は、穂乃果に荒々しく、キスをした。


ずっと、自分の中に抑え込んでいた欲望が溢れだす。


穂乃果を抱きたい。


今すぐに…


俺は、穂乃果をソファに押し倒した。
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