始まりはクールな御曹司とのとろける様な一夜から
『はい、私は、穂乃果の婚約者です。穂乃果から氷野さんのことは聞いています』


『婚約者…?』


驚いた様子の恭吾さん。


『恭吾さん、すみません、また改めてお話しします、ごめんなさい』


『…ああ、わかったよ。今夜、大丈夫?』


私は、うなづいた。


『氷野さん、私も同席させて下さい。いいね?穂乃果』


悠人さんが、言った。


結局、私達は、夜に改めて3人で話すことになった。


まさか、お見合いを勧められてる恭吾さんが…シャルムに来るなんて…


きっと、両親に聞いたんだろう。


最近、メールでお見合いしなさいって、何度か連絡が来てたから。


忙しいからと、やり過ごしてたんだけど…


とにかく…


ちゃんと話してわかってもらわないと…


いつまでもずっとこのままじゃ、恭吾さんに申し訳ないもんね…


それに、私は、そのために、悠人と一緒に住み始めたんだった…


それを、改めて思い出した。
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