★【純愛DAYS〜光里と阿佐の約束〜】
私は九州を出てきて、
育って来た北陸へと場所を移しての大好きな人との生活。



遠距離恋愛をしてきてお互いに望んでいた同棲。


誠実はまだ大学生で、
まだ一年残っているとき。



バイトも終わりが遅くなりつつあって、
思ったより会えない生活。





バイトして帰ってくるのは夜中。



それが当たり前になって来たある日。





『今日、帰れない…』


その日からすれ違いの生活が増えた傍らで



『今日、遊びに行っていい?』



そういう電話が阿佐くんとの間で、
日常茶飯事になっていた。





『別に良いけど…』

『今日、誠実いる?』



私が躊躇いがちに答えていたのは最初の頃だけ…。
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