きみとずぅっと一緒にいたいよ。
それぞれの想い
これは、あたし桜井夢華と大竹誠の過去のお話。


中2の夏あたしたちは、付き合い始めた。

誠とあたしは幼稚園からの幼馴染で、家も隣。

ある蒸し暑い日突然、誠に屋上に呼び出されて告られた。

「夢華、好きやった。付き合ってほしい。」

あの時はほんとにびっくりしたなぁ。

「え!?」

「・・・」

あたしはそれが信じられなくて

「なんて言ったの?」

ってわざとはぐらかした。

「聞こえてるくせに。」

「うん。」

あたしはすごいパニクった。

「でも、なんで?」

「それもさっき言った。」

あたしが・・・ 好き だから?

困ってるあたし見てを誠は

「返事はいつでもいいから。」

て言って教室に戻っていった。

あたしは、一人屋上に残された。

あたしの頭は誠のことばっかり

あたしは生まれて初めて告白というものをされた。





< 1 / 21 >

この作品をシェア

pagetop