きみとずぅっと一緒にいたいよ。

渡辺君の想い

2時間目はちゃんと授業にでた。

教室に入った瞬間、誠と目があった。

あたしはとっさに横を向いた。

そのとき、誰かにぶつかった。

「なに?」

そこにいたのは、数学の佐藤先生。

佐藤先生は多分先生の中で一番若い。

それにカッコイー。

生徒にもモテてる。

まぁ、あたしはそんな好きじゃないんだけどね。

「先生にぶつかっといて『なに?』じゃないでしょー」

「すいませんでしたぁー」

適当に済ましちゃえ!!

「はい、後で職員室行き決定!!」

「マヂでぇ!?」

「マジです!」

どぉせ冗談だよね。

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