極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛

二日おきに映画館に通っていたらすぐに春休みに入って、ちょうど桜が満開になった頃、片桐さんから一通のメールが来た。


身内(事務所の少数関係者)だけで、簡単な打ち上げをやるからおいでって。



場所は本社ビルの屋上庭園。
つまり事務所があるフロアのさらに上。誰でもは入れないあの特別な最上階。



その日に近くでお花見花火大会があるということで、夕方からのんびりBBQの準備を初めて、花火を見ながら飲んだり食べたりしましょう、だって。



お友達も誘っていいって言われて、お姉ちゃんは匠君を。
私は蘭ちゃんと相馬君を誘うことにした。



他事務所だけど真於君も麻凛ちゃんも招待されてるみたいだし、もちろんナツ君もいる。



蘭ちゃんに彼氏を紹介できる日が来るなんて思ってなかったから、もう二人で大騒ぎだよ。



相馬君とナツ君はいい思い出がないけど、二人とももうそれぞれに恋をしてるから、きっと気まずくはないと思う。

< 298 / 312 >

この作品をシェア

pagetop