極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛

キスしちゃダメとか知らないし





今日はクタクタで帰ってきて玄関で寝てしまい紗知を驚かせてしまった。
俺にとっては普通のことなんだけど、心配したのか起きたらそばにいてくれて、問答無用で抱きしめたくなった。


寝てていいのにドラマを見てたって。
全然興味ないくせに、たぶん勉強しようと頑張ってる。


そういう健気なことされると弱い。
俺のこと腑抜けにしないで。
紗知はただそばで息してくれてるだけでいいよ。


それに今の那月を見て欲しいから、芸能人の一佳の方を意識されて複雑な気持ちになってきた。


そんなに一佳が気になるならドラマの中と同じ目でみつめてやろっか。
でも目も合わせてくれない。
じゃあどーすりゃいいんだよ、なんて考えながらとりあえずシャワーを出た。


だけど風呂上がりの俺を見て紗知は露骨に挙動不審になった。
そういえばこんな深夜に一緒にいるなんて初めてだから、もしかしてドキドキしてたりして。
だとしたらすげー嬉しいし、もっとドキドキさせたくなった。


ドラマはキスシーン間近。
紗知はそれが恥ずかしいのかそわそわしだした。
たぶん逃げ出す。
でもこっちは限界突破で仕事片付けてきたんだから、少しくらい甘えさせてよ。


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