総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜
「終わった……!」
すっかりキレイになった資料室を見て、「ふぅ……」と息を吐く。
「はー、帰ろ」
弥生くんと華生くんはさっそく帰る支度を始めていて、私も帰ろうとカバンを手に持った。
「おい、なんか言うことあるだろ」
海くんが、弥生くんの首根っこを掴んで引き止める。
「っ、な、なんもねーよ!」
「お前はその年になって、礼の1つも言えないのか?」
「……」
や、弥生くんが、すごく葛藤してる……。