極上パイロットが愛妻にご所望です
「そんなことないよ。比呂の声が大きかったから驚いたんじゃない?」
一瞬、桜宮さんと視線が絡んだせいで、私の心臓はまだバクバクしている。
「そうかしら……砂羽を見ていた気がするんだけど」
小首を傾げている比呂を、私は「お腹が空いたわ。早く行きましょう」と食堂へ促した。
四人がけのテーブルに、それぞれが食べたい料理をのせたトレイを置いて席に着く。
私と比呂は鮭といくらの親子丼とマカロニサラダ。新人ふたりは野菜サンドとマカロニサラダ、ベーコンエッグを選んでいる。
「いただきます」
お腹が鳴りそうなくらい空いている私は、着席すると両手を合わせて食べ始めた。
「あの、さっきの男性は桜宮朝陽さんとおっしゃるんですよね?」
半分ほど食べ進めていた私と比呂に、住田くんがおずおずと尋ねる。
「そうよ。CAやGSが憧れるコーパイの桜宮さん。あ、五月からは機長だけどね。なんといっても我が社の御曹司だから、玉の輿に乗ろうとしている美人CAが後を絶たないの」
箸を動かす手を止めて、比呂が誇らしげに言う。
「男の僕から見ても本当にカッコいいです。畑中さんもそう思いますよね?」
「思います、思います! めちゃくちゃカッコいいです」
住田くんに、畑中さんも好奇心たっぷりな瞳で頷く。
一瞬、桜宮さんと視線が絡んだせいで、私の心臓はまだバクバクしている。
「そうかしら……砂羽を見ていた気がするんだけど」
小首を傾げている比呂を、私は「お腹が空いたわ。早く行きましょう」と食堂へ促した。
四人がけのテーブルに、それぞれが食べたい料理をのせたトレイを置いて席に着く。
私と比呂は鮭といくらの親子丼とマカロニサラダ。新人ふたりは野菜サンドとマカロニサラダ、ベーコンエッグを選んでいる。
「いただきます」
お腹が鳴りそうなくらい空いている私は、着席すると両手を合わせて食べ始めた。
「あの、さっきの男性は桜宮朝陽さんとおっしゃるんですよね?」
半分ほど食べ進めていた私と比呂に、住田くんがおずおずと尋ねる。
「そうよ。CAやGSが憧れるコーパイの桜宮さん。あ、五月からは機長だけどね。なんといっても我が社の御曹司だから、玉の輿に乗ろうとしている美人CAが後を絶たないの」
箸を動かす手を止めて、比呂が誇らしげに言う。
「男の僕から見ても本当にカッコいいです。畑中さんもそう思いますよね?」
「思います、思います! めちゃくちゃカッコいいです」
住田くんに、畑中さんも好奇心たっぷりな瞳で頷く。