君の甘い罠。【中学編】



愛莉「…は、るくん…」



よかった…そう思って私は晴くんに抱きついた。



ギュッ




ホットした私は晴くんの存在を確かめたくて、腕に力を入れた。


晴矢「…泣いていいよ?」


そう言われた私はなにかの線が切れたように涙が溢れ出した。


愛莉「っ…うぅ…嫌いにならないで…」


晴くんに嫌われたら生きて行けないかもしれない。


晴矢「いつも言ってるでしょ?僕は絶対愛莉を嫌いにならないって。」


晴くんは私を撫でながら優しい声で言ってくれる。





< 28 / 32 >

この作品をシェア

pagetop