そばにはいれないから。



『誠也side』


「…………んっ。」

あれ、俺、寝てた?


目を開けて起き上がると、結依の姿が見えて


「誠也起きたよ。」

そう言って近づいてきた。


「からだいたっ。」

「そりゃそんなところで3時間も寝てるから。」

ん、3時間?


「俺、そんな寝てた?」

「寝てた寝てた。爆睡。声かけても全然起きないし。」


「まじか。」

そして、びちょびちょに濡れた畳に俺の頬。


俺、寝てる間も泣いてた?




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