イケメン歌の王子様と禁断の恋!?
―トントントン

(このくらいの材料があれば十分かな!お肉炒めないと!フライパンとか使っちゃって大丈夫だよね?あれ...届かない)


上の棚にあるフライパンが取れなくて、背伸びをしていると



「これが欲しいの?」



と後ろから声がしました



「祐!取ってくれたの?ありがとう!」



後ろを振り返るとすぐに祐がいました



「俺、出来上がるまでのここにいていい?」



「え、いいけど多分暇だよ?ただ炒めてるだけの絵面だし」



「見てたい。お願い」



「いいよ!私は全然!!」



「ありがとな!ほい、フライパン」



「油とベラってどこにある?」



「あー、ここにあるぜ」



「ありがとう!じゃあ始めるよ!」
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