俺様御曹司の専属メイドになりました
響に裸見られた……。

いくらタオルを巻いているとはいえ、恥ずかしさは変わらない。

最悪……。

もう早く出よ。

脱衣場に行くと、響が着替え終わっていて、髪を乾かしていた。

「絶対、こっち見ないでね!?」

「見るかよ」

信用ならん。

あたしは響の死角で着替えることにした。

下着を着終え、パジャマを着ようとしたとき。

「おい。華、………!!」

「きゃっ……もごっ」

叫ぼうとすると、響に口を押さえられた。

「先生にバレたら厄介だろ?」

今、そんなことはどうでもいい!!

「何でくるのよ!!」

「お前が髪結ぶやつ落としたからだろ?」

「あとからでいいじゃん!」

「お前が着替えるまで待てねぇし」

だからって来なくても……。
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