皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
それでも数人は気づいたと。



バレてしまったら、リュークはここには来れなくなる。



「大丈夫だよ。あんたが街の人間にしてきた事実は変わらない」

「だといいんだけど」

「さぁ、結婚祝いだ‼︎腹いっぱい食って体力つけたら早く孫の顔を見せておくれよ?」



たくさん食べて、お腹いっぱい。



リュークの行きつけのお店は、暖かくてステキな場所ね。



「どこか行くか?」

「あっちにある小物屋さんにまた行きたい‼︎」

「あまりはしゃぐな。コケるぞ」

「大丈夫よ‼︎早く行きましょう、グレン‼︎」



前にも来た雑貨屋さん。



ここには色々な匂いがする。



「んー、この香り好きだわ‼︎」

「これは夫婦で使うと燃えるよ」

「何が燃えるのですか…?」

「夜だよ、夜。新婚さんにおすすめだね」

「よ、夜っ⁉︎」

「昨日皇子と正妃様の結婚式があったねぇ。楽しみだね、世継ぎが」



ば、バレてる…。



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